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62歳の母が軽度認知障害(MCI)を発症した経緯、母の軽度認知障害発症と対策方法

こんにちは、なおです。今日は、私の母が軽度認知障害(MCI)を発症した経緯についてお話しします。このブログを通じて、同じような経験をしている方々や、MCIについて理解を深めたい方々の参考になれば幸いです。

母が軽度認知障害を発症したのは、62歳の時でした。当時、母は普通の生活を送っていました。しかし、徐々に異変が現れ始めました。最初の兆候は、料理の味が変わってしまうことなどがありました。私は当時、子供が一人いて、10月には二人目の出産予定でした。

ある日、母が「ハンバーグのタネ作ってあるから焼いて食べなさい」と言ってくれたのですが、そのハンバーグはなんとも言えない臭いがしていました。今思えば、嗅覚が悪くなって匂いがわからなかったのだと思います。母は結婚する前からお酒とタバコを辞められず、これが健康に影響していた可能性も考えられます。私たち家族は、これが普通の老化の一部だと思っていましたが、徐々にその頻度が増していきました。

我が家は米農家なので、毎年田植えと稲刈りの時期には決まった場所で仕事をします。9月の稲刈りで、母が毎年行っている場所がわからなくなり、農機具に乗って父と現地集合する予定でしたが、母が現地に来られず迷子になってしまいました。父も何十分も近くを車で探し回りましたが見つからず、私に相談の電話をしてきました。

警察に相談した方がいいと話しましたが、もうしばらく探してもダメなら警察を頼もうかという段階で、住宅街で農機具に乗り彷徨う母を発見しました。どうして来れなかったのかと聞くと、母は「パニックになってしまった」と話しました。

私は生命保険の仕事をしていたため、認知症についても少し知識がありました。『もしかして認知症かも』と感じ、稲刈りが落ち着いたころに「健康診断行ってないでしょ?予約するから一緒に行かない?」と誘い、そこから検査することになりました。大学病院から来た先生が認知症の検査を行い、画像診断で同年代よりも脳が少し萎縮していることが確認されました。

現在、母は67歳になりました。外見や髪の毛は以前の母とは全く違います。髪の毛はまるで落ち武者のようになってしまい、頭皮はフケのようなものでびっしり覆われています。これにより毛穴が塞がれ、薄毛が進行してしまいました。母はタバコを辞められずに吸い続けており、近くに寄るとその強い臭いがします。

食事を取ることも難しくなり、体重は30キロ台にまで減少しました。外見は骨と皮だけで、まるで影のようです。食べることができないため、体力も著しく低下しています。母の外見は同年代の方々とは比べ物にならないほど老けて見え、その変わり果てた姿に家族としても心を痛めています。母がかつてのように健康で明るかった頃を思い出すと、本当に辛いです。

早期発見が重要なのは、適切な治療や介護計画を早めに立てることで、進行を遅らせることができるからです。具体的な早期発見の方法としては、以下のポイントがあります。

1. 定期的な健康診断を受けることが大切です。特に高齢者の場合、認知機能のチェックを含む総合的な健康診断を受けることをおすすめします。これにより、異変を早期に察知し、適切な対応を行うことができます。

2. 家族や友人が日常生活の中で異変に気づくことが重要です。例えば、物忘れが頻繁になったり、判断力が低下したりする兆候が見られた場合、早めに専門家に相談することが必要です。

3. 認知症に関する知識を持つことも大切です。これにより、早期に異変を察知し、適切な対応ができます。地元の介護支援センターや医療機関で情報を得ることができます。

これらの兆候が続く中で、私たちは専門家に相談することを決めました。最初は、母の行動や変化が老化の一環だと思っていましたが、日常生活に支障が出始めたため、家族として早期に対応することが必要だと感じました。専門家の診断を受けることで、母が軽度認知障害(MCI)を患っていることが明らかになりました。早期に対応することで、母の生活の質を維持し、症状の進行を遅らせることができると分かりました。

母がMCIを発症したことで、家族全員が認知症についての知識を深め、サポート体制を整えることができました。母が日常生活で困難を感じる場面が増えてきた今、私たちは一層の努力をして支えていく覚悟です。これからも母の状態を見守りながら、適切な対応を続けていくつもりです。同じような状況に直面している方々にとって、この経験が参考になれば幸いです。早期発見と適切な対応が、本人と家族の生活の質を向上させる鍵であることを強調したいと思います。

今日は、母が軽度認知障害を発症した経緯についてお話ししました。母が軽度認知障害を発症したきっかけは、普段通りの日常生活の中で突然の異変が現れたことでした。料理の味が変わり、場所がわからなくなるなどの兆候が見られ、家族としても困惑しました。稲刈りの際に行方不明になり、迷子になってしまったことが決定的な出来事となり、私たちは専門家に相談することを決めました。早期に専門家の診断を受けることで、母が軽度認知障害を患っていることが判明しました。

早期発見の重要性については、定期的な健康診断を受けること、家族や友人が日常生活の中で異変に気づくこと、そして認知症に関する知識を持つことが大切です。早期に対応することで、適切な治療や介護計画を立てることができ、症状の進行を遅らせることが可能です。

現在の母の状況は非常に厳しいものですが、私たち家族はサポートを続け、母の生活の質をできるだけ維持する努力をしています。同じような状況に直面している方々にも、早期発見と対応の重要性を理解し、適切なサポートを提供することが大切です。母の経緯を振り返ることで、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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